貴島テル子さんと亡き夫の純愛ラブレターが伝える本当の愛とは?

 

宮崎県で小児科医を営まれている貴島テル子さん(現在97歳)。この年になると引退している医師が多い中、未だ現役医師として医療の最前線に立っている方。また、テル子さんが医師人生の中で診察してきた子供たちの数は7万人を超えているとか。さらに、お母さん的存在のようで、親子三代でかかりつけている人もいるそうです。

 

そんなテル子さんを元気に行動させている原動力が、亡き夫からもらった150通にも及ぶ「純愛ラブレター」だった。
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<夫と純愛ラブレター>

夫・貴島正明さんとの出会いは開業医の子供(友人)の家に遊びに行ったことがキッカケだった。テル子さんは友人宅に行った際、正明さんを兄として紹介された。この時から正明さんとテル子さんは互いに思いを寄せ始め、すぐに恋愛へと発展。

 

 

しかし、テル子さんの父親はエリート外交官であり、交際中にテル子さんは親の仕事のため中国に行く事に・・・。これには従うしかなく遠距離恋愛となってしまう。現代では離れていてもメールやTV電話など毎日顔を見て会話することが可能となっている。ですが、当時のやり取りは「手紙」が主流。そのため二人は、常に手紙のやり取りし離れている間も愛を育んでいた。

 

・正明さんが送った手紙の一部

「こんな言葉は軽々しく口にしてはいけないでしょうが、本当の意味の清純な愛という言葉があります。貴方(テル子)が許してくれるなら、僕は心からあなたにこの言葉を贈ります。」

 

そして月日は流れ、テル子さんが日本に帰国。ようやく結婚を決意した。しかし、正明さんは海軍の飛行士をしており、当時日中戦争が始まるかどうかの緊迫した時代。それを知るテル子さんの父は、この結婚に賛成していなかった。なぜなら、エリート外交官のため、軍人に命の保証は無いとわかっていたからである。だが、2人の愛は止められず宮崎神宮で結婚。

 

 

・戦争という悲劇

夢のような時間は、あまりにも短すぎた。次第に戦争は激化の一途を辿り第二次世界大戦が始まる。そして、正明さんも台湾の軍航空隊に配属される。そして、純愛ラブレターとは呼べぬやり取りへとなっていく。その内容は「軍人として立派に死ねるように願ってほしい。」などという「死」を覚悟したものばかり・・。そして、遂には手紙を書いても返事が届かなくなり唯一の繋がりが消えてしまい、開戦から1年目に小包が届く。

 

中身は、正明さんが書いた手紙と、夫の戦死を通知するものが。そうです、正明さんは手紙を書いていたのですが、投函されることがなかったのです。

 

 

晴れて夫婦となった二人が、正明さんの実家で過ごした、たった数日の幸せな時間。そして、結婚生活もわずか75日で終わりを告げた。

 

 

・正明さん・貴島家との約束

しばらく途方に暮れたテル子さんは、夫が残した「遺書」を読む事に。そこには、結婚してテル子さんに幸せを与えられなかったことを謝り、自分がいなくなった後の「道しるべ」ともとれる言葉を書いていた。その一部に「しかるべく身を処せられよ」という言葉に、テル子さんは思い出す。生前に夫が、女性の自立を応援していたことを。

 

そこで、正明さんの両親に医師になって戻ってくると約束し家を出る。そして33歳で晴れて小児科の医師となり、貴島家に戻り宮崎で開業し約束を果たす。

 

 

<戦友から聞いた正明さん>

テル子さんは、ある戦没者慰霊祭で夫と同じ部隊に所属していた戦友からある事を聞く。それは、遠距離恋愛中テル子さんが贈った手作り人形を肌身離さず持っていた事だった。そこで最後の最後まで自分(テル子さん)を思い続けてくれていたことを実感した。

 

また、テル子さんも夫が居なくなっても、天国の正明さんを思い続け一度も再婚なんて考えたことがないという。

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<本当の愛とは?>

あなたは「本当に人を愛したことありますか?」と聞くと、多くの人が一度はあると言うのではないでしょうか?

 

ですが、その多くは「本気で好きになった」という事とあわせて考えているのではないでしょうか?

 

実は「好き」「愛している」は意味が違います。

 

・好き

代替え可能な存在

自分の欲求を満たす

相手を想う

 

・愛している

唯一の存在

相手に尽くせる

相手を信用する

 

このように、言葉の重さが全然違います。

 

もちろん、好きから始まり「愛」へ進化することもあると思います。大切なのは「相手を信じ尽くせるか。」だと感じます。それが出来て深い絆が生まれた時「本当の愛の形」が形成されるのではないでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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