北極圏最大の謎フランクリン探検隊の沈没船「テラー号」が消えた理由とは?

北極圏最大の謎と言われているものがある。今からおよそ170年前、19世紀のことである。北極圏航路開拓のための129人を乗せたイギリスの2隻の船が北極海で忽然と姿を消すという事件が発生したのである。

 

その後、いくつかの手がかりは発見されたが肝心の船が見つからずに時が過ぎていった。

スポンサードリンク
 

<HMSテラー号>

英国フランクリン探検隊の船で、この船を率いていたのが19世紀の英国海軍の英雄であり、北極探検家だったサー・ジョン・フランクリンだった。また、テラー号には姉妹船があり、名前は「HMSエレバス号」。この船と共に消息を絶った。

 

・当時最新鋭の船

双方の船は、共に船首は鉄で保護されており、客室には暖房、3年分の食料も積まれていた。

 

・探検の目的

ヨーロッパから北極海を経由して太平洋に至る北西航路を発見し、その海図を作成することだった。

 

<悲劇へのカウントダウン>

1847年6月頃から計画にほころびが生じ始めたのではないかと言われている。当時指揮をとっていたフランクリンが病気で他界。ほかにも23名の乗組員が帰らぬ人に。その10カ月後、後任の隊長となっていたフランシス・クロージャーが重大な決断を下す。

 

これは、キング・ウィリアム島の石の塚に残されていた記録から考えられ、氷に閉じこめられて身動きが取れなくなった2隻の船を放棄し、カナダ本土にある交易所に向かうことにしたようだ。しかし、誰一人としてそこにたどり着くことはできていないようで、フランクリン隊の最期は誰も分からない。

 

<歴史的大発見>

時は2014年9月、ジョア・ヘブンというイヌイットの集落のハンターからの情報などから、カナダ北極圏の科学研究活動を支援する北極研究財団という非営利団体の探検家たちが、

カナダ北部キングウィリアム島沖の深さ約24メートルの海底に沈んでいるのを発見したということです。これには、調査の指揮を執る財団のCEO「アドリアン・シムノウスキー氏」も大喜びしたという。

スポンサードリンク

 

また、テラー号の保存状態は良好のようで、沈没船の船体は、ほぼ完全な形で残り、窓ガラスもほぼ無傷のままだという。このことに対して調査団の広報は「引き揚げて水を抜けば多分浮かぶだろう」とコメントしているという。

 

<謎は解けない>

この2隻の船がどのような最期を迎えたのか?という理由は分かっていない。さらに、この事件が起きたのは170年程前なのでフランクリン探検隊の痕跡も無くなっている可能性が高く、全容解明は難しいのかもしれない。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサードリンク

LINEで送る
Share on GREE
Bookmark this on Digg
Pocket

カテゴリー: 世界ニュース タグ: , , , , パーマリンク