サハラ砂漠に黒い骨?そこは、ゴベロという埋葬地だった!

 

2008年、ニジェールのサハラ砂漠でアメリカの研究者率いる考古学者チームが恐竜の化石を探索中の出来事。

 

 

この日発見された骨は、恐竜の骨ではなく、幾千もの人骨。また、広い範囲に渡り散らばっていた。しかも骨には「白い骨」と「黒い骨」の2種類が存在していたという。

 

この遺跡の名は、

「Gobero(ゴベロ)」

 

遊牧民トゥアレグの言葉で、

「砂漠の中の砂漠」

 

という意味を持つ。

 

では、ゴベロで発見された2つの異なる人骨についてみていこう。

 

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<2種類の異なる人種?>

サハラ砂漠で白い骨と黒い骨を発見したシカゴ大学の古生物学者ポール・セレノ氏らが最近発表した研究結果によると、

 

・キフィアン文明

(紀元前7700~6200年)

 

・テネリアン文明

(紀元前5200~2500年)

 

ゴベロ遺跡には、2つの異なる人種が存在していた痕跡が残されていたそうで、居住地と墓が保存された貴重な場所だという。

 

 

<人骨以外にも骨が!?>

実は、この埋葬地からは、完璧な状態の希少な人骨のほか、約1万年前の魚類やワニの骨も見つかっているという。

 

そのため、石器時代の発見で過去最大級のヒトや動物の遺骸(いがい)の埋葬地と思われている。

 

また、上記のような化石を元に考えるとゴベロは、約8000年前~1万年前まで周辺は「湿地帯」だったと考えられているようです。

 

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<最大の謎>

この埋葬地、未発見のような状態で発見されただけでも凄い事なのだが、1つの謎にぶち当たる。

 

それが、「1つの墓も重なることなく、このようなことがどうして成しえたか?

 

 

テネリアン人とキフィアン人の骨や歯について放射性炭素年代測定を行った結果、2つの人種は約1000年差という年月が経ち、さらに「同じ湖畔に住んでいた」ことが明らかとなっている。

 

 

それにも関わらず、同じ場所を埋葬地にし、1000年前に埋葬された遺体を傷つけずに墓を掘れたのだろうか?

 

その真相は、現在でも謎のままとなっている。

 

 

~こんな興味深い発見も~

2006年に発見された「石器時代の抱擁」と呼ばれる遺骨。テネリアン人の女性と2人の子どもが向き合って腕でポーズを取り、手を握り合っている遺骸。

 

骨格の下には花粉の残留物。それは、死者が花のベッドの上に横たわっていたことを示しているという。

 

これについて、セレノ氏は「ここは画期的な墓地だ。先史時代のこのような場所はほかには見つかっていない」と語っている。

 

しかし、なぜ女性と子供2人が同じ墓に入っているのか?不思議で仕方がない。

 

まだ、多くの謎を秘めた「ゴベロ」。これからどのような歴史的発見が待っているのだろうか?期待したい!!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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