タスマニアデビルを絶滅危機に追い込んだ伝染病の正体、その致死率は100%!?

オーストラリアのタスマニア島にのみ生息する、タスマニアデビル

 

 

その可愛らしい見た目とは裏腹に、かなり攻撃的な肉食性の有袋類である。そんな希少動物に伝染病という魔の手が忍び寄りだしたのは1990年代半ばのこと。

 

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<伝染病の正体>

デビル顔面腫瘍性疾患

(DFTD)

 

タスマニアデビルの顔面や頚部に発生する致死性の悪性腫瘍)。この病はデビル病やデビル癌とも呼ばれている。

 

 

~感染経路は?~

繁殖や餌の争奪時の際、咬みつくなどの行動を通じて感染している個体の腫瘍細胞が相手の傷口に入り込み、癌細胞自体が臓器移植のように他のデビルに直接伝染するとみられているようです。

 

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~感染後は?~

多くは口の周囲に発生し、徐々に頭部・頚部など周辺組織に浸潤して腫瘍が拡大して、最終的には、餌を食べるのすら困難になり、約半年で死に至る。

 

 

その致死率は100%と言われている。

 

 

<DFTDによる影響>

この奇妙な伝染病による影響で、それまで個体数が14万匹から2万匹にまで激減し、タスマニアデビルを絶滅の危機にまで追いやったとされています。

 

そのため、平均寿命が約5年と言われていますが、寿命を全うできることは稀であるとされています。

 

 

<タスマニアデビルを守る>

デビル病からタスマニアデビルを守るため、この病に効くワクチンの開発も進んでいるようです。ですが、現在どこまで進行しているのか分かりません。

 

 

また、タスマニアデビルが病気に打ち勝てるよう適応進化しているという見解もある。それによると、一部には「がんを克服したらしい個体もいる。抵抗力が強まったか、がんの発病力が弱まっているかのどちらかだ」と言われている。

 

 

<まだまだ続く研究>

この病は、現在でも終息とは言い難いようだ。しかし、確かなのはタスマニアデビルの個体数は回復とは言えないまでも、下げ止まっているらしいということ。

 

ですが、根本的な伝染病の解明は続いており、遺伝的な点など多方面から、これからも研究・解明は続いていくと思われます。

 

 

何はともあれ、タスマニアデビルを絶滅させることだけは阻止してもらいたい。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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