ナジレブで起こった不可解な事件の真相、謎の組織エンジェル・メーカーとは?

ハンガリー・プタペストの南東100kmほどにある、ティサ川沿岸の小さな村「ナジレブ」。

 

 

この村で、前代未聞の恐ろしい事件が起きていたのをご存じだろうか?

 

 

~村人の不可解な死~

1915年、戦争へ徴兵されていた男たちが帰還。男たちが戦争に行っている間、女たちは力仕事から家事まで全てを行っており、負担の大きな生活の日々を送っていた。

 

そのため、夫の帰還は、彼女らにとって最高の出来事だった。しかしその後、戦争から帰還した男たちは次々に命を落としていく。これといった目立った外傷もなく次々と・・・。

 

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<事件の真相>

当時事件性は無いと考えられていたが、事件後14年が経過した頃、警察に1通の匿名での手紙が届いた。そこには、驚くべき内容が記されており、それにより、この事件の真相が見えてきた。

 

 

すべての発端は「第一次世界大戦」による徴兵であった。村の男達は全て戦場に駆り出され、女性と子供達だけが暮らす村になってしまう。

 

 

そんな中、戦時中という事もあり、村のはずれに簡素な捕虜収容キャンプが造られる。すると、村の女達の中から1人2人と足繁くこの収容所に通う者が出始めた。

 

 

・収容所に通う理由

これは、人間の持つ「」の一つでもある「」が深く関係していようだ。体をもてあました主婦達が捕虜の男達に欲求不満のはけ口を求めたのであった。

 

 

~女性の考えが変わる~

当時は「男尊女卑」が色濃く残っていた男社会だったようだが、この一件により女性たちは、解放され自由な性の味を知ってしまった事で今までの考え方が外れ、捕虜達との情事を楽しみはじめたという。

 

初めの方は、少人数だった女性達も、次第に収容所に通う人数は増えていき、最終的には、捕虜よりも女達の方が多いという、ハレンチ状態となっていたそうだ。

 

 

~男たちの帰還~

収容所へ通う日々が続く中、戦争に取られていた男達が帰還してきた。それにより、彼女らの生活すべてが壊れ始める事に・・・。

 

 

<事件の始まり>

自由な性を謳歌した女達は以前のような生活に戻る事は容易ではなかった。彼女らは、我慢すると言う事が出来なくなっており、不満を抱えた女達は村の助産師ユリウシュ・ファゼカシュの元に相談するようになる。

 

・ユリウシュ・ファゼカシュ

この村の医療・助産婦をしていた事件のキーマン。彼女がいなければ多くの人が殺されなくて済んだと言われている。

 

 

~使用された薬物の真相~

ファゼカシュは、この事件で使用された毒の抽出法を知っていた。それは、一般的に知られている「ハエ取り紙」を煮れば「砒素」を抽出できるということ。

 

それを、相談に来た女性達に売るようになり、この薬は飛ぶように売れていった。この薬(毒物)が売れるにつれ、比例するかのように村の男達が次々と死亡。

 

 

しかし、長い年月、この大量殺人事件は闇に埋もれていたのには、もう一つの理由があった。

 

 

それは、病院や警察はおろか役場すら無い小さな村と言う事と、死亡を証明出来るのはファゼカシュの親族が作成する死亡診断書のみであった為だ。このような構図になっていた為、疑う者はいなかったという。

 

 

それにより、彼女達は夫以外にも手を下す相手は次第に広げていき、養育が難しい子供や気に食わない隣人達までもが標的となり、殺害していったという。

 

 

そうするうちに、彼女達は村でも独特の地位を築き、いつしか謎の組織「エンジェル・メーカー」と呼ばれる暗殺部隊を組織する。それにより、次第に殺人に対する壁は崩れ「川で相手の顔を水に沈め溺死させる者」「毒蛇を相手の寝室に忍ばせ毒殺する」など毒殺以外の方法で殺人を行う者も現れたというのだ。

 

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<エンジェル・メーカーの崩壊>

1929年、ワインに毒を盛ったとしてサボー夫人が告発された。サボーは仲間のブケノヴェスキ夫人を巻き添えにし、ブケノヴェスキは元締めファゼカシュの名を吐いた。

 

これにより、暗殺組織が崩壊へと加速する。

 

ファゼカシュは、組織のメンバーに、「みなさんの楽しかった日々はもうおしまいです」と告げて回った。ここで彼女は愚かなことに大きなミスをする。ファゼカシュは尾行されていることを知らなかったのだ。

 

 

それにより、彼女が告げて回った38名が続々と逮捕され、うち26名が訴追されて、8名が死刑、7名が終身刑、残りの者もそれぞれ罪を償うこととなった。

 

 

<ファゼカシュはどうなった?>

事件の最大のキーマンであるファゼカシュは、この制裁を免れた。しかし、「もはやこれまで」と悟るや、自ら毒を呷ったのである。これにより、前代未聞の事件は解決したのである。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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