モントレー湾、カリフォルニアアシカの大量死の原因は?

海の楽園として知られるカリフォルニア州・モントレー湾で近年、カリフォルニアアシカが頭を振り乱したり、のたうち回り、やがて命を落としてしまうという悲劇的な事件が起きているという。

 

 

今回は、この不可解な異常事態の原因を調べてみよう。

 

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<アシカの大量死の真相>

カリフォルニア沖のアシカが苦しんでいる原因は「ドウモイ酸」という一種の記憶喪失性貝毒の原因物質ではないかと言われている。

 

※ドウモイ酸は天然由来のアミノ酸、正確にはイミノ酸の一種。これは神経毒であり、短期記憶の喪失や、脳障害を引き起こし、死に至る場合もある。

 

 

このドウモイ酸は、藻類が異常繁殖すると生成されることが多く、この藻類を食べる魚が毒素に汚染され、さらにこの魚を食べる哺乳類が中毒になる。そのため、それを食べるアシカや、私たち人間も中毒になり発作を引き起こす可能性があるようです。

 

 

このように、アシカが大量死する前にも同じ事例はあったようです。その始まりは1998年からのようで、漁師の方やなどから異常な行動をするアシカが目撃されたそうです。それ以来カリフォルニア州では、発作を起こしたアシカが海岸で目撃されるケースの多いことが確認されているという。

 

 

<どんな発作?>

仮に、人間がドウモイ酸に汚染された魚介類を食べると記憶障害が起きるそうだ。何故かと言うと、藻類に関係のある毒素が神経にさまざまな問題を引き起こすからだ。

 

また、中毒になったアシカもよく似た状態を引き起こすと考えられている。

 

 

そのため、目撃されたアシカが水から出てうろついたり、人間に遭遇したとき過度に友好的だったり、攻撃的になったりするといった奇妙な行動を繰り返すと言われている。

 

 

<中毒・発作の治療は出来る?>

こうしたアシカの治療には、発作を静める精神安定剤ロラゼパムが使われている。しかし、薬を処方しても約半数のアシカは死んでしまうという。

 

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<その他の原因>

アシカの場合、カポジ肉腫を連想させる話だが、交尾時に感染する病原体が引き起こすガンも観察されているため、様々な事が重なり大量死した可能性もある。

 

 

<中毒による仰天事件>

2002年頃の話だが、方向感覚を失ったアシカが、サンフランシスコ国際空港の警備をすり抜け、滑走路に迷い込んで大騒ぎになったことがあった。また別の折には、混乱して太平洋で方向を誤ったアシカが、カリフォルニア州のセントラルバレーにたどり着いたこともあった。アーティチョークの畑をうろつくアシカの姿に、地元住民は仰天したという。

 

 

この2頭のアシカは、脳に重度の中毒を起こしていたために、このような行動をとってしまったようだ。しかし、この2頭は治療を受け生き延びることが出来たという。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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